未来日本昔話(朝鮮半島の真実 その6)

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 ちょっと間があいてしまいましたね。すみません。1月2日に書いて以来です。

 さて、時は2111年。こんな愚かな社会主義左翼政党を愚かな国民が政権政党にしてしまったため、日本はつぶれてしまっています(仮定)。おばあちゃんとまさる君の会話です。
ま「ふ~、食べた、食べた。おいしかった~。おばあちゃん、ごちそうさま」
お「はいはい(笑)」
ま「えっと、どこまで話したっけ?」
お「朝鮮戦争が始まるところまでだよ」

ま「おっと、そうだった。アメリカは、共産主義者と民主主義者が対立を深める朝鮮半島について、昭和二十二年(1947年)十一月、国際連合に半島統治問題を提起したんだ。北の金日成は、この動きに危機感を強めたんだ。だから、昭和二十三年(1948年)二月八日に「朝鮮人民軍」を創設するんだ。そして、二十六日に北緯三十八度以北に「朝鮮民主主義人民共和国」の成立を一方的に宣言したんだよ」

お「そうだね、そこで、アメリカは、これを強烈に非難した。そうしたら金日成は、これに対抗して実力行使に出たんだね。金日成は、なんと、南半分への送電を全面的に停止してしまったんだろう? ひどい話だねえ」

ま「そうそう、満州と北朝鮮には、世界最新の工業施設があったんだ。もちろん日本が作って、アメリカが取り上げたやつだけど。発電所も、日本が作ったもの。南部は北からの送電に頼っていたんだ。それと、もっとひどいことがあるんだよ」

お「なんだい?」

ま「同時に、半島南部にある済州島にいた南朝鮮労働党の共産ゲリラが、金日成に呼応して武装蜂起したんだ」

お「まあ、そうなのかい」

ま「李承晩は、すぐに暴動の鎮圧に乗り出したんだ。けれど、済州島の共産ゲリラは実は、武器を持ってなかったんだよ。李承晩は、軍を派遣して、共産ゲリラじゃない、済州島民まで八万人を虐殺したんだ。両班(ヤンバン)という、人を虫けらにも思わない、李承晩だからできたんだね。」

お「むごいねえ」

ま「これが、昭和二十三年の「済州島四・三事件」だよ。李承晩は、八月十五日に「大韓民国」の設立を宣言したんだ。金日成は「朝鮮民主主義人民共和国」の建国を宣言した。これで、北緯三十八度線は事実上の国境となって、朝鮮半島は南北ふたつに分かれてしまったんだ」

お「呂運亨(ロウニヨン)という立派な朝鮮人をアメリカが支援していたら、今の朝鮮半島は、もっと別のものになったんだね」

ま「そうそう。アメリカも悪いね。そのあと、アメリカがとった姿勢も、この南北分断に拍車をかけたんだ」
お「おや、そうなのかい。あら、まさる、こんな時間。もうおうちに帰らないと」

ま「やっべえ。急がなきゃ。おばあちゃん、また土曜日の夜来るから泊めてね」
お「いいともさ。まさる、和歌山県新宮の 鈴焼を持っておかえり」
ま「やった~、これ大好物」

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このページは、宝徳 健が2012年1月16日 00:43に書いたブログ記事です。

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