和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「五(いつ)たび歌よみに与ふる書」の続きです。
「「梅雨の落ちる音」とか「梅の月が匂ふ」とかいうことを言って、楽しむ歌よみが多いけれど、これらも面白からぬ嘘である。すべて嘘というものは、一度や二度はいいけれど、たびたび詠まれては面白い嘘も面白くなくなってしまう。まして面白くない嘘は、言うまでもないことだ。「露の音」「月の匂い」「風の色」など、もう結構であって、今後の和歌には出てこないようにしなければいけない。「花の匂い」などというのも大概は嘘であり、さくらなどは、匂いなんてない。「梅の匂い」でも、古今和歌集以後の歌よみの詠むように、あまりよいものではない」

 では、拙首です。

さあ土日 ひとつひとつを 確実に 仕上げて臨む 新しい週

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/3277

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年2月 4日 09:43に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「田母神俊雄氏講演会(2月3日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。