和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。その中の「五(いつ)たび歌よみに与ふる書」の最終回です。
「春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香(か)やは隠るる
「梅闇に匂ふ」とこれだけで済むことを三十一文字に引き伸ばしているこの苦労には恐れ入りました。jこれもこの当時には珍しい表現だとして世間は許した。あわれな歌人である。「闇に梅匂ふ」の趣向はもうおやめになったらいかがだろうか。闇の梅に限らず、普通の梅の香も古今和歌集だけでも十以上あり、それより今日まで代々詠みつがれてきている梅の香は、おびただしく数えきれない。これも、もういい加減に打ち止めにして、こんなバカみたいなことを歌う人間は、遠ざけてはいかがか。小さいことを大きく言う嘘が和歌腐敗の一大原因だと考える」

 では、拙首です。

お父さん これはどうなる あれはどう 久々に会う 息子との会話

 こどもはいくつになってもかわいいですね。とにかく、顔を観るだけで元気になります。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/3280

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年2月 5日 08:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「不安との付き合い方」です。

次のブログ記事は「士魂商才第四十九号(2月4日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。