このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。その中の「五(いつ)たび歌よみに与ふる書」の最終回です。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。その中の「五(いつ)たび歌よみに与ふる書」の最終回です。
「春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香(か)やは隠るる
「梅闇に匂ふ」とこれだけで済むことを三十一文字に引き伸ばしているこの苦労には恐れ入りました。jこれもこの当時には珍しい表現だとして世間は許した。あわれな歌人である。「闇に梅匂ふ」の趣向はもうおやめになったらいかがだろうか。闇の梅に限らず、普通の梅の香も古今和歌集だけでも十以上あり、それより今日まで代々詠みつがれてきている梅の香は、おびただしく数えきれない。これも、もういい加減に打ち止めにして、こんなバカみたいなことを歌う人間は、遠ざけてはいかがか。小さいことを大きく言う嘘が和歌腐敗の一大原因だと考える」では、拙首です。
お父さん これはどうなる あれはどう 久々に会う 息子との会話
こどもはいくつになってもかわいいですね。とにかく、顔を観るだけで元気になります。
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