このシリーズは右のカテゴリー「日本の正しい歴史」に格納されています。
国民がだたしい歴史や国体を学ばなかったため、日本は滅んでしまったという仮定の物語です。時は、2111年、10歳のまさる君とおばあちゃんの会話です。
国民がだたしい歴史や国体を学ばなかったため、日本は滅んでしまったという仮定の物語です。時は、2111年、10歳のまさる君とおばあちゃんの会話です。
ま「はあ、はあ。おばあちゃん来たよ」
お「おやおや、まさる、どうしたんだい、息を切らせて」
ま「おばちゃんの家に泊まりに行くと言ったら、お母さんに怒られたから奪取してきた。今日は、泊めてね」
お「あらあら、じゃあ、お母さんには後からおばあちゃんが電話しておいてあげるよ」
ま「じゃあ、この前の続きね」
お「朝鮮戦争が始まったところからだったね」
ま「うん。昭和二十五年(1950年)六月二十五日午前四時、北緯三十八度線で北朝鮮軍の砲撃が開始されたんだ。宣戦布告なんてないよ。いきなりの侵攻。開戦の三十分後、十一万人の大軍からなる北朝鮮軍が三十八度線を越えてきたんだ」
お「でも、北朝鮮は、今でも韓国が先制攻撃してきたと言っているよね」
ま「まあ、左翼や共産主義って、自己都合で物をいうからね。でも、ソ連崩壊後のロシアだって、それは公式に否定していたんだ。金日成率いる北朝鮮軍は、初め、大勝利をおさめるんだ。気を良くした金日成は、一気に李承晩を朝鮮半島から追い落として、ソウルで解放記念日を祝うと宣言したんだよ。開戦から三日目の六月二十八西に、韓国の首都ソウルも陥落したんだ。」
お「その時に有名な事件は知っているかい?}
ま「さすが、おばあちゃん。ソウルが陥落したとき、李承晩は、漢江にかかる橋を爆破したんだ。漢江にかかる橋を爆破したら、ソ連製の北朝鮮軍戦車の侵攻を遅らせることができるからね。自分が遠くまで逃げようとして。でも、この爆破時、漢江の北側のソウルには、まだたくさんの韓国軍兵士や一般市民が残っていたんだ」
お「そうだね。孤立した韓国軍兵士とソウル市民は、北朝鮮軍によって虐殺されたんだ。このとき、漢江の北側で起こったことは、記録に残っていないんだよ」
ま「うん。でも、ひとつだけ言えるのは、圧倒的火力でソウルの街を征服した北朝鮮軍の兵士たちは、およそ人間ができる最悪の鬼畜非道を行ったということだよ。それを証拠に、北の兵士たちが戦時捕虜となった韓国兵士や、一般市民を手厚く保護したという記録は、いっさいにないんだ」
お「うん。落ち延びたところに、アメリカのマッカーサーが東京からやってきた。おやっ、まさる、こんな時間だ。晩御飯にしよう。鹿児島から黒豚が送られてきたから、今日はとんかつにしてあげよう」
ま「わーい。久しぶりだなあ」
お「おやおや、まさる、どうしたんだい、息を切らせて」
ま「おばちゃんの家に泊まりに行くと言ったら、お母さんに怒られたから奪取してきた。今日は、泊めてね」
お「あらあら、じゃあ、お母さんには後からおばあちゃんが電話しておいてあげるよ」
ま「じゃあ、この前の続きね」
お「朝鮮戦争が始まったところからだったね」
ま「うん。昭和二十五年(1950年)六月二十五日午前四時、北緯三十八度線で北朝鮮軍の砲撃が開始されたんだ。宣戦布告なんてないよ。いきなりの侵攻。開戦の三十分後、十一万人の大軍からなる北朝鮮軍が三十八度線を越えてきたんだ」
お「でも、北朝鮮は、今でも韓国が先制攻撃してきたと言っているよね」
ま「まあ、左翼や共産主義って、自己都合で物をいうからね。でも、ソ連崩壊後のロシアだって、それは公式に否定していたんだ。金日成率いる北朝鮮軍は、初め、大勝利をおさめるんだ。気を良くした金日成は、一気に李承晩を朝鮮半島から追い落として、ソウルで解放記念日を祝うと宣言したんだよ。開戦から三日目の六月二十八西に、韓国の首都ソウルも陥落したんだ。」
お「その時に有名な事件は知っているかい?}
ま「さすが、おばあちゃん。ソウルが陥落したとき、李承晩は、漢江にかかる橋を爆破したんだ。漢江にかかる橋を爆破したら、ソ連製の北朝鮮軍戦車の侵攻を遅らせることができるからね。自分が遠くまで逃げようとして。でも、この爆破時、漢江の北側のソウルには、まだたくさんの韓国軍兵士や一般市民が残っていたんだ」
お「そうだね。孤立した韓国軍兵士とソウル市民は、北朝鮮軍によって虐殺されたんだ。このとき、漢江の北側で起こったことは、記録に残っていないんだよ」
ま「うん。でも、ひとつだけ言えるのは、圧倒的火力でソウルの街を征服した北朝鮮軍の兵士たちは、およそ人間ができる最悪の鬼畜非道を行ったということだよ。それを証拠に、北の兵士たちが戦時捕虜となった韓国兵士や、一般市民を手厚く保護したという記録は、いっさいにないんだ」
お「うん。落ち延びたところに、アメリカのマッカーサーが東京からやってきた。おやっ、まさる、こんな時間だ。晩御飯にしよう。鹿児島から黒豚が送られてきたから、今日はとんかつにしてあげよう」
ま「わーい。久しぶりだなあ」
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