このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。今日から、その中の「六(む)たび歌よみに与ふる書」です。
この書は、和歌のバイブルです。もし、正岡子規という存在がなかったら、和歌はどうなっていたのでしょうか?
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。今日から、その中の「六(む)たび歌よみに与ふる書」です。
この書は、和歌のバイブルです。もし、正岡子規という存在がなかったら、和歌はどうなっていたのでしょうか?
「(だれかから意見をもらったのでしょう)ご書面を見ると、私の愚意を誤解されているようです。特におかしいと思うのは、ご書面のなかの四、五行にみられます。初めに「客観的景色に重きをおいて詠むべし」とあり、次に「客観的にのみ詠むべきものとも思われない」とあるところはいかがであろうか。私は客観的にのみ歌を詠めと言ったことはない。客観に重きを置けと言ったことないけれど、この方はそうとらえてしまっている。「皇国の歌は感情を本にして云々とは、いったい、何を言いたいのだろうか」
さあ、面白くなってきましたね~。
では、拙首です。
いただいた 宮島しゃもじ 眺めながら 永きにわたる 国柄を知る
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