このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「六(む)たび歌よみに与ふる書」の続きです。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「六(む)たび歌よみに与ふる書」の続きです。
「「同じ用語、同じ花月にしても、それに対する人間の観念と古人の観念とが違うことは当たり前である」とのご指摘。もちろんそうであるが、そんなことは私が言っていることとまったく関係のないことである。今は古人の心を忖度する必要などはない。ただここにおいては、古今東西に通じる文学の標準(自らを信じる標準)をもって文学路論評しているのである。昔は帆船が早かったけど、蒸気船といものを知ってからは、帆船は遅いというのが当然というのと同じで、貫之は貫之の時代の歌の上手とするも、前後の歌詠みを比較して貫之より上手な人間はたくさんいると思えば、貫之を下手と評することは至極当然のことである。歴史的に貫之を褒めるなら、私もあながち反対ではないけれど、人物を評じているのではない。文学的に歌を評じているのである。」
では、拙首です。
では、拙首です。
君が代の 永きにわたる 業績は 世界における 奇跡の出来事
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