このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。
【自分の思考や感情を抑えるために心配する】の続きです。
感情的にならないようにし、その代わり不安に陥る三番目の理由は、心配性の人は、自分の感情が手に負えなくなり、その感情に苦しめられるのではないかと思っていることです。
【自分の思考や感情を抑えるために心配する】の続きです。
そこで何か不安があるときは「こんなに心配していたらおかしくなる。もう考えないようにしよう」と思い、あまり感情的にならないように努力します。つま
り、解決策を考え、問題を予測し、不快な状況にならないようにするのです。また、自分の感情は手に負えなくなると思っているので、不安には細心の注意を
払っています。でも、それがかえって自制がきかなくなることへの恐怖を高めています。やがて、不安なことがあるときは、いわゆる「思考モニタリング」とい
う方法で自分の気持ちを見つめるようになります。それがますます不安を募らせます。いつも自分の感情を抑えられるわけではないので、自制心のない人間に
なった気がすることがあります。すると、ますますその思いが高まり、どうしたらもっと感情を抑えることができるのかと悩みます。
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