このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「六(む)たび歌よみ与ふる書」の最終回です。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「六(む)たび歌よみ与ふる書」の最終回です。
「また、伊勢の神風、宇佐の神勅云々のことがあるけれど、文学には合理非合理を論ずべきではない。したがって、非合理は文学にあらずと言ったことは私にはない。非合理の事で文学的には面白いことは、少なくない。私が言う写実というのは、合理非合理事実非事実のことを言っているのではない。油絵の画家は必ず写生によって絵を描くが、それでも、その中に、神や妖怪やあられもないことを面白く描く。しかし、神や妖怪を描くのも写生によるもので、ただありのままを写生すると、一部一部の写生を集めるのとの違いである。私の言っている写実と言うのもそういうことである。だから、みなさん大誤解をするのである」
では、拙首です。
日本海の 天気図見ると 雪マーク 今年の冬の 寒さをあらはす
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