和歌

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 正岡子規の名著「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「七たび歌よみに与ふる書」の続きです。
「この腐敗と言うのは、趣向の変化しないのが原因である。また、趣向の変化しないのは、用語が少ないのが原因である。ゆえに趣向の変化を望むなら、是非とも用語の区域を広くする必要がある。用語が多くなれば従って趣向も変化するに違いない。ある人が私にたいして、和歌の区域を狭くする人間だと言ったが、それは誤解である。少しでも広くするのが私の目的である。とはいえ、いかに区域を広くしても非文学的思想は入れてはならない。非文学的思想とは、理屈の事である」

 では、拙首です。

わが君の 一日も早い ご回復を 祈ってやまない わが君の臣

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このページは、宝徳 健が2012年2月21日 11:57に書いたブログ記事です。

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