和歌

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 正岡子規の名著「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「七たび歌よみに与ふる書」の続きです。
「しかし、外国のものを用いるのは、いかにも残念で、日本固有のものを用いようではないか、という考え方には賛成するが、でも、とても日本のものばかりで間に合うとは思われない。文学でも、馬、梅、蝶、菊、文なおの語をはじめ、一切の漢語を除けば、何もできなくなる。「源氏物語」「枕草子」以下、漢語を持ちいたものを排斥したら、日本文学はほとんど残らないではないか。それでもやせがまんして、歌だけは日本固有の言葉で作ろうと決心した人があれば、それは勝手にやればいいのであるが、ならば、人に意見するのはやめたほうがいい。日本人が皆、日本固有の語しか使わないのであれば、日本は成り立たない。日本文学者が皆、日本固有の言葉だけしか用いないのであれば、日本文学は破滅してしまう」

 では、拙首です。

目の前の ことにとらはれ つひ忘る 小さなひとつに もっと感謝を

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このページは、宝徳 健が2012年2月24日 02:48に書いたブログ記事です。

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