このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「八(や)たび歌よみに与ふる書」の続きです。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「八(や)たび歌よみに与ふる書」の続きです。
「(昨日の歌は)手先の器用を弄し、言葉の操りにのみこだわる歌よみどおの思いもいたらないことである。三句切れの事はまた後日詳しく話をしたいが、三句切れの歌にぶつかったので一言申し述べた。三句切れの歌を詠んではいけないなどと言うのは論じるにも値しないが、三句切れの歌は、尻が軽くなる弊害があるのも事実である。この弊害から逃れるために下二句のどちらかを字余りにする事がしばしばある。この歌もそのひとつである。この歌のように、下を字余りにするときは、三句切れにした方がかえって、勢いが強くなる。とりもなおさず、この歌は、三句切れの必要性を示したものである」
では、拙首です。
私も初めて和歌を習ったときに、三句切れはだめだと教えられました。いいんですね。もっと勉強しないと。三句きれとは、五・七・五のところで、言葉を切ってしまうことです。
では、拙首です。
将来の 夢やビジョンを 語る前に 今このときに 成すことを成せ
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