このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「十(と)たび歌よみに与ふる書」のつづきです。
正岡子規の「歌よみに与ふる書」を現代語訳しています。「十(と)たび歌よみに与ふる書」のつづきです。
「あれほど民間でやかましく言う政治はよりそうだとすれば、今まで隠居した歌社会に老人崇拝の田舎ものが多いのも怪しむに足りないが、この老人崇拝の幣を改めなければ歌は進歩しない。歌は平等無差別であり、歌の上に老少も貴賎もない。歌をよもうとする少年があれば、老人などにかまわず、勝手に歌を詠む方がいい。明治の漢詩が振るっているのは、老人そっちのけにして青年の詩人が出たからである。俳句の考え方を改めたのも、月並連にはかまわず、思うととりに述べたからである」
では、拙首です。
では、拙首です。
手も足も 耳目も口も 心頭も まだ尽くさずに サボる己は
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