士魂商才第五十二号（4月27日の日誌）

　いつもお世話になっております。「士魂商才（しこんしょうさい）」の第五十二号です。第五十二号のタイトルは「パトリオティズム」とさせていただきました。

　大東亜戦争の敗戦後、世界で唯一自国を悪と定める憲法、日本国憲法によって、私たち国民は、日本は悪い国だと教えられました。安倍内閣で教育基本法改正が議論された際も、愛国心という言葉を使うかどうかでもめにもめました。祖国を愛すべきかどうかで国論が割れる様は、おそらく世界に類例がなく、外から見れば喜劇であり、内から見れば悲劇です。
　
　英語で愛国心に当たる言葉に「ナショナリズム」と「パトリオティズム」があるそうです（「祖国とは国語　藤原正彦著」）。二つはまったく異なります。ナショナリズムとは通常、他国を押しのけてでも自国の国益を追求する姿勢です。アメリカやロシアは支那はそうですね。

　パトリオティズムの方は、祖国の文化、伝統、歴史、自然などに誇りを持ち、またそれらをこよなく愛する精神です。日本語で言えば「祖国愛」でしょうか。

　欧米人に「あなたはナショナリストですか」と言ったら批判になるそうです。一方、「あなたはパトリオットですか」と尋ねたら、怪訝な顔をされるか、怒鳴られるそうです。「あなたは正直者ですか」と尋ねることと同じなので、「こいつはバカか」と思われるか「人をなめるな」と怒られるかどちらかなのでしょう。それぼど当たり前のことが過った戦後教育を受けてきた私たち日本人にはありません。

　私は、「パトリオティズム」という言葉に出会ったときに、ほっとしました。私はよく「右翼みたいな考え方ですね」と言われます。あんな国体の「こ」の字も知らない輩と同一視されることに腹が立ちます。この国で、国を愛すると「右翼」とみなされるバカげた風潮があるせいでもありますが。私は政治家ではないので、国益をかけて戦うシーンはありません。「中小零細企業の永遠なる継続」をミッションにしているのも、家族主義による企業継続という日本のＤＮＡを守りたいからです。ですから、私はパトリオットです。

　いくら知識を学んでも、祖国を愛する気持ちがなければ、何の役にも立ちません。この壊滅的な国家の状態をなんとか修復して子供たちに素晴らしい祖国を引き継ぐためにも、私たち大人がまず祖国を愛する必要があります。五十二号のタイトルを「パトリオティズム」とした理由です。今月号もお楽しみください。


【4月27日の食事】

朝ごはん：コンビニのざるそば＆いなりセット
昼ごはん：和風中華そば
夜ごはん：吉野家で牛鮭定食

【ルーティン】　合計15項目　

①私は毎朝、朝のおつとめをします（皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼）：〇24/27
②私は毎朝、3つの唱和をします（般若心経、教育勅語、大祓詞）：×18/27

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします（今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)：×18/27
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします：〇23/27
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます：〇16/27
⑥私は毎日、本を5分以上読みます：〇27/27
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます：〇26/27
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします：〇27/27
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします：〇27/27
⑩私は毎晩、三省します：〇27/27
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます：〇25/27
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます：〇26/27
⑬私は毎日、五年間の夢を読みます：〇16/27
⑭私は毎日、一年間の夢を読みます：〇16/27
⑮私は毎朝、24年度の事業計画に目を通します：〇27/27
（333/405　82.2％）　

【4月にやること】
　手紙　150通以上　　116
　読書　10冊以上　9冊
　新規提案　20社以上　　12
　新ビジネスモデルづくり10個以上　10
　士魂商才4月号
　
【毎週やること】
　次週計画・今週検証（毎週木曜日近辺にやります）　
　4月5日：〇、4月13日：〇、4月21日：〇

【期日目標】　
4月中に、「活学講座　安岡正篤著　致知出版社」をもう3回読みます。
4月中に、「誰にでも仕える民事信託」のケーススタディ問題を完成させます。
4月中に、ファシリティマネジメントの予想問題集を一度やります
4月中に、農商工連携e-ラーニング「農業（80分）」「林業（80分）」「漁業(80分)」完全把握学習

【行動規範】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て（ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな）
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ