羅生門（4月6日の日誌）

　感じ方、受け止め方が依然と全く違います。本とはすさまじいものですね。自分の姿を映してくれる鏡です。
　
　この頃の小説を小さなころからしっかりと読んでいると、きっと、とてもしっかりした日本語が話せるようになるでしょう。現代の小説に書かれている日本語の稚拙さがよくわかります。

　芥川龍之介ってこんなに面白かったっけ？　特に羅生門なんて、高校の教科書で初めて読んだとき、「なんでこんなに暗い小説なの？」と思いました。　今は、まったく違う受け止め方をしています。

　戦乱で荒れた京都の街。そこに一人、世の中に絶望した侍がいます。もう死のうかどうかと悩みます。そこに、一人の老婆が現れます。老婆は、山となった死体から、髪の毛をむしりとっています。侍は、老婆に何をしているのかと迫ります。老婆は、生きるためには仕方がないじゃないか、許されるだろうと、侍に言い返します。侍は、衝撃を受けました。生きる努力もしないで、死のうかどうかなどと悩んだ自分を恥じます。そして、老婆に言います。「それならこれも許されるな」と。次の瞬間、侍は、老婆の着物をはぎ取って、またたくまに去って行きます。「その後、その侍の姿を見た者はいない」と結ばれます。

　読みながら、まさに自分の眼の前に侍と老婆が現れてくる迫力。現代小説にはこの感覚はありません。

　・・・今日から出張なのに、家に忘れてきた・・・。悲しい。何を読もうか・・・。

【4月6日の食事】

朝ごはん：シーフードヌードルの小さいの
昼ごはん：冷凍塩焼きそば
夜ごはん：冷凍チャーハンと冷凍からあげ

【ルーティン】　合計15項目　
①私は毎朝、朝のおつとめをします（皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼）：〇6/6
②私は毎朝、3つの唱和をします（般若心経、教育勅語、大祓詞）：×4/6

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします（今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)：×4/6
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします：〇4/6
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます：×2/6
⑥私は毎日、本を5分以上読みます：〇6/6
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます：〇6/6
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします：〇6/6
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします：〇6/6
⑩私は毎晩、三省します：〇6/6
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます：〇6/6
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます：〇6/6
⑬私は毎日、五年間の夢を読みます：×2/5
⑭私は毎日、一年間の夢を読みます：×2/5
⑮私は毎朝、24年度の事業計画に目を通します：〇6/6
（73/90　81.1％）　

【4月にやること】
　手紙　150通以上　　28
　読書　10冊以上　1冊
　新規提案　20社以上　　6
　新ビジネスモデルづくり10個以上　4
　士魂商才4月号
　
【毎週やること】
　次週計画・今週検証（毎週木曜日近辺にやります）　
　4月5日：〇

【期日目標】　
4月中に、「活学講座　安岡正篤著　致知出版社」をもう3回読みます。
4月中に、「誰にでも仕える民事信託」のケーススタディ問題を完成させます。
4月中に、ファシリティマネジメントの予想問題集を一度やります
4月中に、農商工連携e-ラーニング「農業（80分）」「林業（80分）」「漁業(80分)」完全把握学習

【行動規範】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て（ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな）
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ