折形

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 折形という言葉をはっきりし知りませんでした。JR東日本の本「ひととき」はいつもいろいろな日本の文化を教えてくれます。4月号に載っていたので紹介しますね。

 さすが、経営者が葛西さんの会社ですね。すばらしい本です。
 山口信博さんというグラフィックデザイナーの方が書かれた記事です。

 山口さんが、伊勢貞丈の『包結図説』を古書店で初めて手にしたときに、折形のモダンな造形美に目を見張ったというところから、この記事は始まります。

 折形は、室町時代の武家社会で確立した和紙を折り畳み、贈り物を包む礼法です。

 見開きの右ページに折りたたまれた完成の図、左ページには矩形の上に折線が描かれた展開図が載っているそうです。検索しました。この本の復刻版が出ています。ほしいな~。でも、高い。もう少し稼いでから。でも、ほしいな~。この本、ほしいな~。ほしいな~。

 結ぶと包むが、日本の文化にとって、これほど大切で、すてきなものだとは、まったく知りませんでした。そして、人間として、人生として、相手を思う気持ちとして、これほどすばらしい文化を、私たちの祖先は築き上げてくれていたのです。

 これからは、結ぶ、包むを大切に生きていきます。あ~、この本、ほしいよ~。ほしいよ~。

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 日本とはなんと美しい国なのでしょうか。

 拙首です。

ひとをつつみ 心をつつみ むすばれる 二つの心 つつみとむすぶ

 今日も、正岡子規はお休みです。ごめんなさい。明日ぐらいから再開します。



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このページは、宝徳 健が2012年4月12日 06:12に書いたブログ記事です。

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