このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。
これまで、「不安とは何か」「自分の不安のタイプ」ということをみてきました。
論理療法という心理学を紹介していますが、論理療法をすぐに使って失敗する人がたくさんいます。それは、上記のふたつを理解しないまま(つまり、自分のことを正確に把握しないまま)、論理療法でいう「イラショナル・ビリーフ(非合理的信念)」を解消しようとするので、間違った方法を選択してしまうからです。特に心配性の人は、人のことはよくわかるのですが、自分のことがわかっていない人が多いので、きちんと、自分を見つめながら論理療法を使っていく必要があります。
さて、今日から「不安に流されないための7つのステップ」です。
これまで、「不安とは何か」「自分の不安のタイプ」ということをみてきました。
論理療法という心理学を紹介していますが、論理療法をすぐに使って失敗する人がたくさんいます。それは、上記のふたつを理解しないまま(つまり、自分のことを正確に把握しないまま)、論理療法でいう「イラショナル・ビリーフ(非合理的信念)」を解消しようとするので、間違った方法を選択してしまうからです。特に心配性の人は、人のことはよくわかるのですが、自分のことがわかっていない人が多いので、きちんと、自分を見つめながら論理療法を使っていく必要があります。
さて、今日から「不安に流されないための7つのステップ」です。
第一ステップは「生産的な不安と非生産的な不安を区別する」です。
不安が生産的な働きをする場合があります。例えば、遠くにドライブに行くとき、「地図は持ったか」「ガソリンは満タンか」などと考えるのは生産的です。生産的な不安は、問題の解決に役立ち、すぐに行動を起こすきっかけになります。逆に非生産的な不安は、次の三つの思い込みから来ています。
①不安を感じるのは、それが重要な問題だからだ。じっくり考えなければならない。
②不安になったら、思いつく限りの解決策を考えなければならない。
③何でもはっきりさせないと気が済まない。
では、生産的な不安と非生産的な不安を区別するためには、どうすればいいかを、次回からみていきましょう。
不安が生産的な働きをする場合があります。例えば、遠くにドライブに行くとき、「地図は持ったか」「ガソリンは満タンか」などと考えるのは生産的です。生産的な不安は、問題の解決に役立ち、すぐに行動を起こすきっかけになります。逆に非生産的な不安は、次の三つの思い込みから来ています。
①不安を感じるのは、それが重要な問題だからだ。じっくり考えなければならない。
②不安になったら、思いつく限りの解決策を考えなければならない。
③何でもはっきりさせないと気が済まない。
では、生産的な不安と非生産的な不安を区別するためには、どうすればいいかを、次回からみていきましょう。
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