不安との付き合い方

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 シリーズで紹介しているこの記事ですが、今は、「生産的な不安と非生産的な不安を区別する」を解説しています。今日は、「生産的な不安のルール」です。

 自分の抱える不安が、生産的なものか非生産的なものかを見分けるにはどうしたらいいのでしょうか?
 三つあります。

1.それはもっとも不安かどうか考える
2.すぐに対処できる問題かどうか考える
3.その問題を心配するのをやめ、気持ちを切り替えて解決策を探す

 ひとつずつやりましょう、1.それはもっとも不安かどうか考える からです。

 どんなことが、もっとも不安なのか考えてみましょう。まず、大阪から東京までドライブしているとき、まず気になりそうなのが、①時間はたっぷりあるか、②ガソリンはあるか、③向こうに着いたとき場所がわかるかです。こんなのは、みんなが思う不安でいいのです。

 でも、東京に行ったことがないから、向こうには、やくざがたくさんいて危害を加えられるのではないか、とか、東京に行っている間に、夫が浮気をしたらどうしようか、とか、東京に行って、大地震にあいはしないか、など、問題が起こる可能性が極めて低いことは、「もっとも不安」には入りません。

 こんなことにぐちぐち悩むなら、前者の不安を解消した方が、よほど生産的です。

 次回は、2.すぐに対処できる問題かどうか考えるです。

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このページは、宝徳 健が2012年4月22日 04:09に書いたブログ記事です。

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