士魂商才第五十三号(5月28日の日誌)

| コメント(2) | トラックバック(0)
 この日誌は右のカテゴリー「ひよこクラブ」に格納されています。

 弊社月刊誌、士魂商才第五十三号を昨日発送しました。2~3日で皆様のお手元に届きます。

 今回は、補助金・助成金特集です。それと、かつて人気だった、泣き虫ママも復活させています。

 第五十三号の巻頭言だけ紹介しておきますね。

【その前に、ユーモアを磨くための川柳】

ドラマ観て なんのことやら 意味わからん

党員に 呼び出されている 野田総理

【第五十三号:情に節あり】

 いつもお世話になっております。「士魂商才(しこんしょうさい)」の第五十三号です。第五十三号のタイトルは情に節有りです。

 仏教に「貪・瞋・癡(どん・しん・ち)」という言葉があります。仏教では三毒とも呼んでいます。人間には、生まれ落ちた時から、いろいろな物に対する欲望というものがあります。そして、その欲望をどこまでも満足させようという欲求衝動があります。これが貪(どん)です。貪は、むさぼるという意味です。瞋は、欲望が充たされないときに起こる怒りです。癡は、馬鹿です。あまり欲を出すと目がくらんで、物がわからなくなることです。この三つが、人間にはみんな備わっています。

 西洋では、こういう人間の負の姿が出て来ると、それを神の力を借りて解決しようとします。東洋ではそうではありません。これが、東洋が西洋より優れているところです。

 東洋では、「そうはいっても、人間だから、それはあるだろう。天もそれを認めている」という立場を取り、「だからコントロールできる人間になれ」とします。これが「情に節有り」です。神ではなく人間の成長を東洋は求めました。そして、それが日本でのみ残りました。

 特に四季あふれる環境で生きてきた日本人は、この「節」をとても大切にしてきました。大切にするがゆえに、他国を否定することなく、他国の文化を受け入れてきました。他の国は、日本のように歴史の継続ができませんでした。世界で唯一、歴史を継続させてきた日本は、他国に代わって、他国の歴史と文化を、自国の歴史と文化に組み込んで、そして、それを貴重なものとして「継続」させてきました。

 そのことを忘れているのは、他ならぬ、日本人です。企業の最大の使命である「継続」を世界で最も実践しているのも日本人です。

 

 私たち、企業経営の現場に従事する人間は、このことをもう一度思い出し、目の前の経済状態に必要以上に左右されることなく、今後自社を50年、100年継続させていくにはどうすればいいかに腰を据えて取り組んでいくことです。そのために経営に携わる者は、「情に節有り」で、自らをコントロールできるようになることが強く求められます。

 今月号もお楽しみください。

感謝合掌

平成二十四年五月吉日

株式会社 経営戦略室

代表取締役 宝徳 健


【5月28日の食事】

朝ごはん:仕事をしていて食べなかった
昼ごはん:卵とじきつねそば
夜ごはん:焼き鳥

【ルーティン】

<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇17/20
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)×13/20

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)×11/20

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)×13/20
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇17/20
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇19/20
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇19/20
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします×9/17 
(132/182 72.5%)

<5月にやること>
 手紙 150通以上  56
 読書 10冊以上 9冊
 新規提案 20社以上  15
 新ビジネスモデルづくり10個以上 3 
 士魂商才5月号:〇5月27日
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
5月6日:〇、5月10日:〇、5月19日:〇、5月26日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/3606

コメント(2)

いつも 士魂商才ありがとうございます、感謝合掌!!
ブランドリスク・マネジマントとMM分析 またうちのサロンでもやってみたいですね!以前に比べスタッフのモチベーションが上がってきていますもっとモチベーションの上がるよう工夫していきたいです。それと、企業継承も取り組んでいかないといけないですね!!次号も楽しみにしています、税務署の話面白かったです、うちもそろそろなんで考えます!!!

 和性さん、コメント感謝します。MM分析やりましょう。大きいものから小さいものまで、課題満載なので、体制を整えて、ひとつずつクリアしてきましょうね。スタッフのみんな、とてもよい感じですからみんなで一緒にやっていきましょう。

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年5月29日 05:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「古事記1300年(5月28日の日誌)」です。

次のブログ記事は「松井秀樹のすばらしさ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。