三十年間と一瞬

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 明日の朝は、おそらくブログが書けないので、今、書いておきます。明日のルーティンに加えます。

 しょっちゅう一緒にいるけれど、普段は、食事に行ったりはめったにしない。喧嘩もよくして、腹が立ってしかたがないことなど数限りないけど、同じ空間に一緒にいて、お互いが空気のような存在である。女房のことじゃないですよ(笑)。
 私には、ひとりそんな朋が一人います。

 今回もとても失礼なことをしてしまって、「怒るだろうなあ」って思って、話したら「しゃあないやん。はよ解決してくれな」とだけ。それどころか、一人で仕事をしていたら、「腹減ったやろう」と、たこ焼きを持ってきてくれました。彼(彼女じゃないですよ:笑)は、特段、用事もなかったのに。すぐに帰ったくせに。どうでもいいことでは、すぐに喧嘩するのに。

 三十年付き合って、普段はなんともないのに、そんな時が何年かに一度、一瞬だけあります。その一瞬が三十年の月日を可能にしたのでしょう。心から感謝します。

朋と交わり 信ならざると 吾思ひ 信を向こうが かへす瞬(またた)き

瞬きが 生み出す 年月 三十年 朋がなすこと 吾はかへすか

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このページは、宝徳 健が2012年5月22日 21:16に書いたブログ記事です。

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