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繰り返しになりますが、6歳未満で初の脳死判定を受けた男児とご両親の話を新聞紙上で見るたびに涙が出てきます。
繰り返しになりますが、6歳未満で初の脳死判定を受けた男児とご両親の話を新聞紙上で見るたびに涙が出てきます。
言葉に尽くせない悲しみの中、臓器提供という重く尊い決断をされたご両親に敬意を表します。「大きな希望を残してくれました。息子が誰かのからだの一部となって、長く生きてくれるのではないかと」というご両親のコメントを涙なしには聞くことはできません。
その尊い心臓は阪大病院に入院中の女児に移植され自然に動き出しています。肝臓は肝不全の女児の命を救いました。
この男児は亡くなったのではなく、生きています。その生き方は、私のような甘っちょろい生き方をしている人間などと比べようもないくらい尊く、偉大であり、永遠です。
助かった女児には、うんと、精一杯生きてほしいものです。
生きているんですね。生きているんですね。
飯を食い ただ息をして そこにいる 己のことなど 生きるといわぬ
悲しみを 喜びに変え 生きている 人を満たして 命が生きる
悲しみを 喜びに変え 生きている 人を満たして 命が生きる
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