公益通報者保護法(6月30日の日誌)

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 そうだ、今日は親父の誕生日だ。メールをしないと。昭和二年(明治六十年)七月一日生まれ 八十五歳です。

 内部告発をしたオリンパスの社員が制裁人事をされたということで争っていた裁判に決着がつきました。
 新聞でもネット上でも、礼賛の嵐ですが、私はちょっと違います。

 オリンパスの損失隠しですが、あれはイギリスの下層階級の人間がオリンパスを乗っ取ろうとして画策したものです。もちろん損失隠しはコンプライス違反ですが、経営陣は蒙った損失をそのままにするのではなく、少しずつ埋めて、もう少しのところで解消するところでした。ステークホルダー(利害関係者)に迷惑をかけないよう、懸命だったことでしょう。

 私が経営者でも同じことをするでしょう。

今回の記事を見て思い出しました。以前、コンサルをしていた会社で、はじめから労務問題で金を稼ごうと画策をして入社してきた社員が、入社してすぐに労働基準監督署に内部告発をしました(大した問題ではない)。その社員に、仕事をしない社員連中が乗っかって大騒ぎをしました。こういうとき、生産性の高い社員や仕事を前向きにやる社員は関与しません。普段から仕事を満足にしない怠け者社員が騒ぎます。

 内部告発の後に、その仲間になってしまった社員の一人が金銭的な不正をしていたことが発覚しました。懲戒処分にしたところ、労働基準監督署から、内部告発をした人間に不当な人事をしたり、懲戒処分にしたりしてはいけないと指導を受けました。これが公益通報者保護法です。今回のオリンパス社員時間で適用された法律です。

 労働法規は天下の悪法です。入れるのは自由だが、出す(辞めさせる)のはほとんど困難です。ぐんぐん上がって、経営を悲しくなるぐらい圧迫する社会保険と、人を辞めさせることができない天下の悪法労働法規が、経営者を苦しめています。

 これでは人は雇うことができなくなります。また、経済の活性化というのは、「人」「もの」「金」をダイナミックに流通させなければなりません(昔の企業主体の終身雇用は いい)。日本経済を活性化しようとしたら、だめな人間を辞めさせることができる労働法規に変える必要があります。日本はいつから社会主義国家になったので しょうか。

 企業には、何か欠点は必ずあります。なんでもかんでも内部告発をしていてはたまったものではありません。不正をした人間を辞めさせることもできないなんて。

【6月30日の食事】

朝ごはん:ホットドック
昼ごはん:海鮮あんかけ焼きそば
夜ごはん:コンビニのおにぎり二つとざるそば

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇28/30
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇23/30

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇18/30

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)〇27/30
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇27/30
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇30/30
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇30/30
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします×10/29 
(190/240 79.2%)

<6月にやること>
 手紙 150通以上  145
 読書 10冊以上 14冊
 新規提案 20社以上  33
 新ビジネスモデルづくり10個以上 17 
 士魂商才六月号:6月23日
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
6月1日:〇、6月7日:〇、6月14日:〇、6月24:〇、6月29日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ  

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このページは、宝徳 健が2012年7月 1日 04:11に書いたブログ記事です。

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