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六つの教育の着眼の一つ目は「安んじる」、二つ目は「楽しむ」でした。
六つの教育の着眼の一つ目は「安んじる」、二つ目は「楽しむ」でした。
三つ目は「休む」です。
休むというのは、通常、何もしないということになりますが、そういう意味ではありません。「休」という字は、「人偏」に「木」で成り立っています。人が木下に立っているという意味です。
かんかん照りの日に歩いている旅人が、途中で木の陰を見つけて、ほっと息をついているわけです。安堵して幸せで、救われて、気がやすまります。
したがって「休」とは、心も体も、「幸せ」で「救われて」「気がやすまる」ということを意味しています、
学問も同じことで、弟子が学問をしながら、ほっと息をつぎ、しみじみと学のありがたさを感じるようでなければ立派な教師とは言えません。
安んじて 楽しみそして 安んじる 学びの境地に 今踏み出さん
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