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産経新聞朝刊に数日前から「日本人の源流・神話を訪ねて」という記事が一面に掲載されています。
産経新聞朝刊に数日前から「日本人の源流・神話を訪ねて」という記事が一面に掲載されています。
とても良い記事です。古事記と日本各地を結び付け、日本人の「跡」を読者に考えさせてくれます。
なぜ、万世一系の皇室が続いたか。なぜ、天皇に取って代わろうとする者が現れなかったか(何人かいました。でも、周りが力を合わせて危機を乗り越えました)。
天皇にとってかわると、自分の存在自体を否定してしまうからです。
このことは古事記を読まないと分かりません。
世界がうらやむ日本の国体。でも、それを知らないのは、当の日本人。外から見たら喜劇です。こんなに素晴らしい国体を国民が知らないと、海外から笑われてしまっています。内から見たら悲劇です。史上最も堕落した時代を、戦後六十数年で、今の日本人が作り上げてしまったのですから。
ずっと続くもの、とくに千年以上続くものというのは、古いのではなく、最も新しいことです。風化されずにいるものだからです。どんなにエグザイルの歌がすごいと思っても(私はそうは思いませんが)、千年は続きません。新しいものは、次の瞬間古くなります。消滅に向けて。
でも続いていることは常に新しくなります。次の時代でも消滅しないのですから。
くどくて嫌われるかもしれませんが(笑)、古事記を読みましょう。
国柄が 世界で最も 古い国 続きつないで 新しき国
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