新聞のない朝

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 今週月曜日は朝刊の休刊日でした。
 私は小学校六年生から中学校一年生まで新聞配達をしていました。

 朝刊120部、夕刊70部(中学に入って部活を始めたので夕刊は小学校のときだけ)を配りました。毎朝早く行って広告を新聞に折り込むと500円/月もらえました(今は機械なのでしょうね~)。不配(配り忘れること)・誤配(間違って配ること)・遅配(遅くに配ること)は50円/部の罰金です。新規を開拓したら確か1000円ぐらいもらえていたと思います。当時の1000円は大金です。

 お給料は6000円~7000円いただいていました。初めてのお給料でラジオを買いました。スイッチをひねると(アナログなので)、カーペンターズのイエスタディワンスモアが流れました。アメリカ人とはなんとすばらしい声をしているのだろうかと感動したことを覚えています。

 お給料をいただくと、新聞配達の先輩のお兄ちゃんたちと一緒にたこ焼き屋に行きます。コーラを飲みながら食べるたこ焼きは至福の味でした。当時は、ペプシコーラの蓋の裏をはがすと、あたりはずれがありました。あたりの最高は500円!!!! 一度だけあたったことがあります。狂喜乱舞です(笑)。

 そんな思い出のある新聞配達です。当時、休刊日は(記憶が確かなら)、元旦、春分の日、秋分の日(新聞の日にかけたのでしょう)の三日間だけだったと思います。自分で意思決定して始めた新聞配達ですが、なにしろ朝は眠い。それと、当時は犬が放し飼いにされていました。何度犬と格闘したことでしょうか。新聞休刊日は、眠さと犬の格闘をしなくてすむので、ほっとしました。

 最近は休刊日が多くなりましたね。休刊日になるたびに新聞配達をしていたときのことを思い出します。

 それと、新聞のない朝は、とてもさびしい。習慣のひとつが抜け落ちてしまった感じになって朝のリズムが取れません。えっ? マスコミの批判ばかりしているじゃないか、なのに新聞を読むのかって? 私は、食わず嫌いではありません。 意見を述べる(批判ではない)ためには、ちゃんとそのことに接します。新聞は毎朝読みます。聖書も読んでいます。コーランも読んでいます。他国の神話も読んでいます。支那の歴史や古典も学んでいます。資本論も読みました。 知らなくて意見を述べることはとても危険です。

 さてと、新聞を買いにいくか~。よい記事がたくさんあるといいな~。

新しく 聞くと書かれた 新聞に 起こることがら 記者が報じる

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このページは、宝徳 健が2012年7月12日 07:03に書いたブログ記事です。

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