士魂商才第五十五号を今日、読者の皆様へ送付します。巻頭言だけ紹介します。
【第五十五号:考え方と捉え方】
いつもお世話になっております。「士魂商才(しこんしょうさい)」の第五十五号です。タイトルは「考え方と捉え方」です。
戦後の過った教育によって、今の日本人は、「こうなりたい」という「願望」よりも「誰々に(または何々に)こうしてもらいたい」という「要望」が強くなっています。そして、それが満たされないと、自分以外の人・モノの責任します。「全体」の前に「個」が優先する、およそ日本においては間違った方向に進んでしまっています。
でありながら、とにかくよく悩みます。「私は今、落ち込んでいる」という表現もよく聞きます。「どこに落ちているんだろう??? 暇な人だなあ」とこの言葉を聞くたびに思います。「要望」が満たされない時に「落ち込む?」のですかね?願望がないからかも。
人はこれまでの経験等から「~するべきだ」「~ねばならない」「~してはならない」など、自分特有の考え方が出来てしまいます。10人いれば10個の固有の「ネバナラナイ」「ベキダ」が存在し、それが「要望」となり、組織の中では混乱の原因となります。会社組織の中では、それを抑え込むために、指示・命令やルールが強化され「何が正しいかではなく、誰が正しいか」という歪んだ組織を作ってしまいます。
家族・組織・社会・国家が、どんどんしんどくなっていきます。
確かに、人生の中で自分自身が選択してきた「考え方」は変えにくいでしょう。でも、少しだけ「捉え方」を変えることで、自分の人生も、家族も、組織も、社会も、国家ももっと幸せになるのではないかと考えています。「ネバナラナイ」のネバネバ感と「ベキダ」の心が凍る感覚を解き、少しだけ自分の考え方から離れて「捉え方」を変えてみることにチャレンジしてみます。
この「士魂商才」でも、そのような記事を増やしていきます。
「この本の読者ターゲットは誰ですか?」という質問を第五十号のアンケートでいただきました。お答えします。「立派な日本人の、日本人による経営をつくり国家社会に貢献していく」ことを志向する方々です。出光佐三店主の夢でもありました(店主は貢献ではなく「示唆を与える」です)。私などが偉そうに言うことではありませんが、実力はさておき、そろそろ自分の天命と自覚し、言い切ってもよいと決意しました。
今月号もお楽しみください。
感謝合掌
平成二十四年七月吉日
株式会社 経営戦略室
代表取締役 宝徳 健
【七月二十三日の食事】
朝ごはん:パンと野菜ジュース
昼ごはん:冷やしキツネそばといなり
夜ごはん:焼き鳥
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇20/23
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)×18/23
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)×10/23
<仕事の実現>
④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)×10/23
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます×18/23
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇23/23
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇23/23
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇15/23
(134/176 76.1%)
手紙 150通以上 30通
読書 10冊以上 13冊
新規提案 20社以上 12個
新ビジネスモデルづくり10個以上 4個 後半戦、これを強化します。
士魂商才六月号:〇 7月23日
【毎週やること】
次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります)
7月8日:〇、7月15日、7月23日
【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ
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