隻手の音声(せきしゅのおんじょう:八月七日の日誌)

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 もうお亡くなりになられましたが、尊敬してやまない方に松原泰道先生という方がいらっしゃいます。
 三十歳の時に経験したある事件をきっかけに自分を改造する必要性を強く感じました。でも、どう変えてよいかわからず、何をしたらよいかわからず、もがきにもがきました。そのときに、松原先生の「般若心経入門」に出合いました。何度も何度もこの本を読み、次々と自分の心の垢が落ちていくのを感じました。目からうろこが落ちるといいますが、まさに、うろこが涙になって、ボロボロと泣きながら読みました。お会いしたことはありませんが、松原先生は、私淑してやまない方であり、そして、私の師であり、恩人です。

 その松原先生に「公案夜話(こうあんやわ) すずき出版」というすばらしいご著書があります。一昨日、頭が仕事疲れして、何か本を読もうとして事務所の書棚を眺めていました(数えたことはありませんが、おそらく二千冊から三千冊あります)。すると、「おい、久しぶりだなあ。俺はここにいるぞ」という声が聞こえました(うそだと思われるかもしれませんが、こういうのは本当にあるのです。先ほどの万葉集の本もそうです)。手にして読み始めました。

 「あ~、まだまだ俺は馬鹿だなあ~」と思いました。読んでいて久しぶりに自分の馬鹿さ加減が確認できました。本はいいな~。本はいいな~。

 電子辞書だと、絶対に、本はこんな語りかけをしてくれません。だって、誰もがデジタルという同じものを読んでいるんですもの。本当に本が好きな人は、電子辞書を読むなどというおろかなことは絶対にしません。たとえ他の人が同じ本を持っていたとしても、そこにある一冊は、私だけのパートナーであり宝物です。なんでもデジタルにすればよいというものではありません。

 デジタルは非常に便利ですが、うまく使わないと人間が馬鹿になってしまいます。さまざまな能力を低下させていきます。

 松原先生のこの本に「隻手の音声」という言葉があります。明日から解説します。

※「言霊のさきあふ国」をネット検索したら、このブログがトップに出てきてました(笑)。

【八月七日の食事】

朝ごはん:食べなかった
昼ごはん:スーパーのお弁当
夜ごはん:和食

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)×4/7
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)×4/7

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)×2/7

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)〇6/7
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇6/7
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇7/7
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇7/7
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇6/7  
(38/48 79.2%) 

<7月にやること>
 手紙 150通以上 36通  
 読書 10冊以上 2冊
 新規提案 20社以上  3個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 2個 
 士魂商才八月号:
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
8月5日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年8月 8日 05:33に書いたブログ記事です。

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