どの本よりもわかりやすい旧約聖書

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 二回目です。神様の七日目のお休みが終わりました。

 神が創造した大地は豊かな水に恵まれ、草木が繁茂し、動物たちも増えて、のどかな楽園となりました。

 土のチリからアダムが創られ、鼻に息を吹き込まれてました。最初の人間です。

 楽園の真ん中には、命の木と善悪を知る木が生えていて(たぶんどちらも食べてはいけなかったのではと思うのですが)、神は「すべての木の実を取って食べてもいいけれど、善悪を知る木の実は絶対に食べてはだめだ」と言いました。

 この後、神は眠っているアダムのあばら骨を取って女を創ります。イブ(エバともいいます)です。

 おいおい、嘘を言うなよ、と思った方いらっしゃいませんか? 私は、旧約聖書を初めて読んだときに思いました(笑)。

 昨日のブログで、人間を創って、それがアダムとイブだと申し上げましたよね。

 現代の私たちの変な「常識」で、古代の人の創造力を測ってはいけません。そんなことどうでもいいのです。古事記を読んでも、聖書を読んでも、ギリシャ神話と読んでも、矛盾なんてたくさん出てきます。それを、上司が部下の仕事をチェックするようにくだらない価値観を持っていては、古典に触れることなどできません。

 昨日書いたのがアダムとイブ? 今日書いているのがアダムとイブ? どちらでもお好きな方をどうぞ。

 という私も、アダムのあばら骨を一本取ったので、男の方があばら骨が一本少ないのだろうか?と真剣に考え、自分のあばら骨を数えて事があります。馬鹿ですね(笑)。12対24本ちゃんとあります。

 さらに、私が馬鹿なところは、医者のそのことを聞いたのです。何人かの医者の友人は、頭のなかに「?」をたくさん出しながら、「お前、大丈夫か?」と言いました。でも、一人だけ「宝徳、あばら骨は、骨膜が残っていたら、再生するねん。そやから、アダムのあばら骨を一本取っても、すぐに元に戻ったんちゃうんかなあ」と言ってくれました。

 名医です。知識だけの医者は前者のようになってしまい、患者の本当の心に触れません(笑)。

 さて、有名な蛇が出てきます。   つづく。

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このページは、宝徳 健が2012年8月12日 05:02に書いたブログ記事です。

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