また文科省がいらんことをしようとしています

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 日曜日だけは日経新聞を買います。文化芸術欄が素晴らしいので。

 今日の日経新聞の春秋を見てがっかりしました。
 文科省が「国際バカロレア(IB)」制度を日本にも取り入れようとしているそうです。それを春秋で称賛しています。もう・・・・・・。情けなくて涙が出てきます。グローバルスタンダードではなくアングロサクソンスタンダードをまたも、この素晴らしい国へ導入しようとしています。
 文科省の役人は、戦後の過った教育の「優等生」です。つまり、過った官僚です。自分たちが歩んできた世界が正しいと思い込んでしまっています。日本の教育をこんな風にしてしまったのは文科省と日教組です。

 国政とは、国防、外交、経済、教育、福祉、環境です。その中でも教育は国家百年の大計です。それを彼らに任せてしまっては国が潰れてしまいます。不況が何年続いても国は潰れませんが、教育を過ると国は潰れます。

 春秋にこんなことが書いてありました。「ハーバードやケンブリッジなど世界の大学が人材を探してIB校を訪れるが、日本の有名大学には来ないそうだ」

 来なくていい。それよりもかつての日本の教育を再興していけばいい。ジャパンスタンダードです。
 明治天皇が教育勅語をお作りになられたとき、世界は、日本の素晴らしさに驚嘆しました。ジャパンスタンダードです。

 だから最近の日経はだめ。十数年前はあんなに躍動感あふれる新聞だったのに。

 知り合いのIKさんが「過去と尊び、今を楽しみ、未来を創る」を理念に経営を構築されようとしています。まさにこれです。過去を尊ばないで、今や未来に対策を打とうとする文科省には辟易とします。
 

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このページは、宝徳 健が2012年8月12日 09:32に書いたブログ記事です。

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