紹介したい本だらけ

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 明朝は、ブログを書く時間がないと思うので、今書きます。

 今、手元に、素晴らしい本がたくさ~んあります。
 危険なんですね~。私は本を読みはじめると、仕事を忘れてしまいます。用心!用心!

 だから、「この仕事をここまでやったら、あの本をここまで読もう」と決めています。

 「〇〇をしたら、△△の良いことがある」の△△を、心理学用語で強化子といいます。逆に「〇〇やったら××の悪いことがある」の××を心理学用語で弱子といいます。強化子は、モチベーションにつながりますが、弱子はそのことをやりたくなくなります。多くの会社の会議なんて弱子そのものですね。

 それにしても、読んでも読んでも素晴らしい本とは尽きないものです。かなり呼んでいるつもりですが、でも、えっ? こんなに素晴らしい作者がいたの? えっ? こんなに素晴らしい本があったの? と思うことがしばしばです。

 特に森正弘さんという人を私は知りませんでした。もう、面白くて面白くて離せません。ロボットを研究する工学博士でありながら、禅のことにとても詳しくていらっしゃります。

 「非まじめのすすめ 講談社文庫」「今を生きていく力 六波羅蜜」なんて、ドキドキしながら読めます。松原泰道先生の本も、何冊かもう一度読みはじめています。 安岡正篤先生のも。まだまだたくさんあります。あ~、旅をしながら本を読んで、B級グルメの地方のおいしいものを食べることが出来たら、こんなに幸せなことはないでしょう。 私はやはり、怠け者ですね~。
 
 自分でもわかります。怠け者です。

 そうだ、そうだ。森正弘先生の「非まじめのすすめ」にこんなことが書いてありました。

 日本の商社マンが南の開発途上国へ行って、猛然と働いている。一方、向こうの暖かい国の人は椰子の木の下で横になって昼寝をしている。そして猛然と働く日本人に向かって、
「何をやっているんだ」と聞く。

「いや、仕事をしているのだ」
「仕事をするとどうなるのか」

 商社マンは、社会の為だとか会社の為だとか、いろいろ答えるだろいう。

「仕事をやって会社が儲かるといったいどうなるのか」
「おれの月給も上がる、地位も上がる」
「上がるとどうなるんだ」

と、どんどん問い詰められると、あやふやになる。

「月給が上がると何をやるんだ」
「まあ、別荘でも建てる」
「別荘を建ててどうするんだ」
「別荘を建てて、土曜日の午後にはその庭で昼寝をする」

「そんなころなら、おれはもうとっくにやっているよ」

 面白いでしょう? えっ? 面白くないって???

 やっぱり私は怠け者なのですね・・・・・・・。

怠け者 にっぽんいちの 怠け者 怠けたいから 仕事をするの?

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このページは、宝徳 健が2012年8月16日 20:43に書いたブログ記事です。

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