どの本よりわかりやすい旧約聖書

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 ノアの悲しい事件からでした。
 ノアは大地を耕し、葡萄を作り、葡萄酒を醸して飲み、酔いつぶれて寝てしまいました。裸のままで寝ているノアを見て、息子のハムは、その裸を面白がり、兄のセムとヤフェトに見せつけようとします。セムとやぺては、父に恥をかかせてはいけないと、後ろ向きに歩いてみようとはしません。

 一説では、ハムはノアを犯したとも言われています。

 酔いからさめたノアは、これを知って、激怒します。

 だから、ハムの一族は呪われた者となりました。

 聖書には、暴力、セックス、近親相姦のシーンがたくさん出てきます。つまりやってはいけないことを人間の本性でやってしまうので、神に律してもらわないと人間は生きられないということです。

 ハムは呪われましたが、ヤフェトは全国に広がって諸国の王となりました。セムの家計からはアブラハムが生まれます。この人がイスラエルの祖となります。

 えっ?ハムはどうしたかって?

 南に移り住み、肌を黒くされて黒人の祖となりました。ホワイトが黒人を嫌う理由です。

 実際には、人類の起源を追っていくと、二人の女性になります。黒人です。

 このことについては、以前述べた、ダーウィンの進化論が、ホワイトに人種差別の正当理論を与えてしまいます。

 さて、次回から、バベルの塔です。つづく

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このページは、宝徳 健が2012年8月19日 08:34に書いたブログ記事です。

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