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知り合いの息子さんが医学部五回生です。この夏に実習で東北の病院にいったそうです。帰ってきて一冊の本をくれました。「石巻赤十字病院の100日」です。東北地方太平洋沖大地震の時の石巻赤十字病院でのスタッフの奮闘ぶりが書かれています。
知り合いの息子さんが医学部五回生です。この夏に実習で東北の病院にいったそうです。帰ってきて一冊の本をくれました。「石巻赤十字病院の100日」です。東北地方太平洋沖大地震の時の石巻赤十字病院でのスタッフの奮闘ぶりが書かれています。
すさまじい体験記です。
私は、昨年の東北地方太平洋沖大地震の際、思い出したことがあります。教育勅語の一節に「「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」とあります。何か緊急事態があったときには、公のことをまず考えようということです。 戦後の過った教育により、日本は乱れてしまったと思っていましたが、やはり日本人には、教育勅語のDNAは残っていたのだなあと思いました。
この病院ももちろん例外ではありません。みずからのことより人のことを考えたスタッフの働きに感動してしまいます。医療関係者に頭が下がります。
仕事柄どうしても目が行ってしまうのがBCP(事業継続計画)です。
この病院では見事に対策がなされており、被災1時間後にはもうスタッフは緊急体制に移行しています。この本を整理すると病院のBCPが策定できます。
それにしてもすごい。この本を紹介してくれたT君に感謝合掌。
立ち上がる 緊急事態に 人々が 自分の事を 後回しにして
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