このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
新しい女性と宮中で契りを交わした光源氏でした。
新しい女性と宮中で契りを交わした光源氏でした。
その時は、人が来たので、お互い名乗りもせずに別れた二人です。後になって、その女性が右大臣の六番目の娘であることがわかりました(右大臣六の君)。六の君は皇太子である東宮に奉るはずの人です。東宮は帝の息子ですが、本当は藤壺が産んだ、光源氏の子供です。どうなってんねん。
その右大臣家で藤の花の宴が催されました。招かれた源氏は、六の君を探します。和歌を詠みます。
(光源氏)
梓弓(あずさゆみ) いるさの山に まどふかな ほの見し月の 影や見ゆると
(ほのかに逢った人を訪ねあぐんでさまよっているのです)
(六の君)
心いる 方ならませば 弓張の 月なき空に 迷はましやは
(心から私を思ってくださるのなら、道をお迷いになることもありますまい)
う~、いいですね~。和歌はいい。和歌はいい。日本人は、なぜ、世界唯一のこの文明を捨て去ってしまったのでしょうか? 歌謡曲を歌うぐらいなら、和歌を詠った方がいいのに。
その右大臣家で藤の花の宴が催されました。招かれた源氏は、六の君を探します。和歌を詠みます。
(光源氏)
梓弓(あずさゆみ) いるさの山に まどふかな ほの見し月の 影や見ゆると
(ほのかに逢った人を訪ねあぐんでさまよっているのです)
(六の君)
心いる 方ならませば 弓張の 月なき空に 迷はましやは
(心から私を思ってくださるのなら、道をお迷いになることもありますまい)
う~、いいですね~。和歌はいい。和歌はいい。日本人は、なぜ、世界唯一のこの文明を捨て去ってしまったのでしょうか? 歌謡曲を歌うぐらいなら、和歌を詠った方がいいのに。
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