このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
光源氏の正妻、葵の話でしたね。なんと葵が妊娠したのです。仲が悪いとか言っても、ちゃんとやることはやっていたのですね。
光源氏の正妻、葵の話でしたね。なんと葵が妊娠したのです。仲が悪いとか言っても、ちゃんとやることはやっていたのですね。
昨日の神事の話を思い出してください。神事で車がごったがえしたところまででした。
そんな混雑のだったのですが、葵の身の回りの者たちは、せっかく光源氏が行列の先頭にいるのだから、見に行きましょうよ、と誘います。最初は気乗りがしなかった葵ですが、みんなに言われてその気になります。
さて、光源氏に思いを寄せる、六条の御息所も見物に出ました。
お互い、混雑を避けようと車をあちらこちらに移動させていました。そこで、葵(左大臣家)の車と六条の御息所(前の皇太子夫人)の車が鉢合わせて、おたがいの下人が、譲らず、けんかになってしまいました。そのとき、左大臣家の下人は、六条の御息所の下人にさんざん狼藉を働きました。
これが源氏物語の中で「雨夜の品定め」に続いて有名な「車争い」です。
六条の御息所は、くやしくて仕方がありません。 つづく
そんな混雑のだったのですが、葵の身の回りの者たちは、せっかく光源氏が行列の先頭にいるのだから、見に行きましょうよ、と誘います。最初は気乗りがしなかった葵ですが、みんなに言われてその気になります。
さて、光源氏に思いを寄せる、六条の御息所も見物に出ました。
お互い、混雑を避けようと車をあちらこちらに移動させていました。そこで、葵(左大臣家)の車と六条の御息所(前の皇太子夫人)の車が鉢合わせて、おたがいの下人が、譲らず、けんかになってしまいました。そのとき、左大臣家の下人は、六条の御息所の下人にさんざん狼藉を働きました。
これが源氏物語の中で「雨夜の品定め」に続いて有名な「車争い」です。
六条の御息所は、くやしくて仕方がありません。 つづく
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