このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
ちょっとあいてしまいましたね。すみません。
光源氏の正妻「葵」が妊娠しました。そんな折に、ある宮中の行事で光源氏が行列に参加することになりました。光源氏の位は右大将ですから、それはそれは、行列の中でもひときわ光り輝いていました。妊娠中ではありますが、葵は、それを観ようと外に出ます。そして、光源氏の恋人である六条の御息所も外に出ました。途中、葵が乗った車と、六条の御息所の車がぶつかり、部下たちが小競り合いになりました。葵の部下たちが、六条の御息所の部下たちをやっつけてしまいます。
六条の御息所は悔しくて仕方がありません。
というところまででした。
ちょっとあいてしまいましたね。すみません。
光源氏の正妻「葵」が妊娠しました。そんな折に、ある宮中の行事で光源氏が行列に参加することになりました。光源氏の位は右大将ですから、それはそれは、行列の中でもひときわ光り輝いていました。妊娠中ではありますが、葵は、それを観ようと外に出ます。そして、光源氏の恋人である六条の御息所も外に出ました。途中、葵が乗った車と、六条の御息所の車がぶつかり、部下たちが小競り合いになりました。葵の部下たちが、六条の御息所の部下たちをやっつけてしまいます。
六条の御息所は悔しくて仕方がありません。
というところまででした。
光源氏は、後日、六条の御息所のところに謝りに行きましたが、腹が立って仕方がない六条の御息所は、光源氏にも会おうとしません。御息所は、この事件と葵に対する嫉妬で、気がおかしくなりそうです。
この事件ののち、お産が近い葵の様子が変になりました。何か、物の怪に取りつかれたようになりました。お祓いをしても、ひとつだけ、葵から離れない霊があります。
ある日、産気で苦しんでいる葵を、光源氏が力づけているとき、なんと、葵の声が一瞬、六条の御息所の声にそっくりになったではありませんか。 光源氏はぞっとしました。
そんなこともありましたが、葵は元気に男の子を産みます。
でも・・・・・。女の嫉妬は、そんなに生易しいものではありません。 つづく。
この事件ののち、お産が近い葵の様子が変になりました。何か、物の怪に取りつかれたようになりました。お祓いをしても、ひとつだけ、葵から離れない霊があります。
ある日、産気で苦しんでいる葵を、光源氏が力づけているとき、なんと、葵の声が一瞬、六条の御息所の声にそっくりになったではありませんか。 光源氏はぞっとしました。
そんなこともありましたが、葵は元気に男の子を産みます。
でも・・・・・。女の嫉妬は、そんなに生易しいものではありません。 つづく。
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