ひととき12月号

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 JR東海の月刊誌「ひととき」が大好きです。毎月ほのぼのしながら読んでいます。さすが葛西さんが経営者の会社ですね。
 今月号のタイトルが「時刻表とともに旅へ」です。

 日本の時刻表は素晴らしい。でも、最近、生活のIT化が進んで、時刻表を「読める」人が少なくなりました(時刻表は見るのではなく読む)。 ITがよき文化を破壊しているよい例です。つまり、他人が作った時間割でしか「旅行」ができない人ばかりになっているということです。

 旅と旅行は違います。旅行とは、おぜん立てされていて、行くところも泊るところも帰る時間もすべてが決まっているものです。旅とは、いわば、超・非日常です。目的地や宿泊場所が、行動をしているうちに決まるものです。あっ、あっちにも行ってみよう。あっ、ここで降りてみよう。今晩はどこに泊まろうかなあ・・・・。などなど。 あっ、あの邪魔でしょうがない、キャリーバッグをガラガラ引き摺りながら行くのは旅行、自分でもてるだけの荷物を持っていくのが旅です。

 旅に出たいなあ。時刻表持って、最低限の荷物持って。だいたいの方向だけ決めて、駅弁食べながら列車に乗っている地元の人と話して、その土地の神社仏閣を巡って、その土地の歴史と文化に触れながら・・・・。時々、電車の中で冷凍ミカンを食べて・・・・・。そのときには、携帯のもアイパットもぜーーーーーんぶ置いて行って。

 今月号の「ひととき」もなんて素敵なんでしょう。

その土地の 歴史と文化に 触れながら 旅整える 時を刻みて


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このページは、宝徳 健が2012年11月30日 08:58に書いたブログ記事です。

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