古典の日

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 いよいよ十一月ですね。食べ物がおいしくなると同時に、何かもの哀しい季節でもあります。旧暦で霜月です。
 平成二十四年九月五日「古典の日に関する法律」が公布・施行されました。素敵ですね。尽力された方々には心から敬服いたします。

 世界最古の長編小説 源氏物語が、紫式部によって「紫式部日記」に書かれてたのが千八年十一月一日です。それから約千四年でこの日が制定されました。

 古典がなぜ素晴らしいか。風化しないからです。エグザイルや、ゆずの歌が、いくら人気があっても、千年は続きません。風化せずに受け継がれてきたパワーは何事にも代えがたいものがあります。

 よい人生とは「今をよくすること」ではありません。過去を受け継ぎ、今を固め、未来を創ることにあります。天は、人間が自分だけを楽しむことを天命としていません。今の世の中はどうでしょうか? 自分さえよければいいという支那・アメリカ的発想に日本国民、ほぼ全員がなってしまっています。

 古典を読みましょう。真に世の中に貢献したいのであれば。

 古典の日の実現に奔走された方の、古典宣言です。

一、人は古典によってこそ生きることをあらためて自覚し、古典によって広く世界の知性と共鳴しあう新しい文化創造の運動を起こす。

一、古典を読み、書き、聞くなど五感を使って古典に親しむ活動を、児童・生徒・学生をはじめ、男女年齢を問わず、すべての市民に広く深く浸透させる。

一、文学・美術・工藝・藝能など幅広く古典を知ることのよろこびを人々の心のうちに広め、やがて「古典の日」を国民共有の日として定着することをめざす。

 ※市民党ところが気に入りませんがね(笑)


今に残る 永きにわたる 数々の 偉大な功績 触れる喜び 

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このページは、宝徳 健が2012年11月 1日 00:44に書いたブログ記事です。

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