このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
今日は、古典の日。なんかうれしいな。
さて、光源氏の正妻、葵が亡くなりました。光源氏は悲しみに打ちひしがれてしまいました。
今日は、古典の日。なんかうれしいな。
さて、光源氏の正妻、葵が亡くなりました。光源氏は悲しみに打ちひしがれてしまいました。
葵の実家である左大臣家に、忌明けまで光源氏は留まりました。
忌明けて久しぶりに自宅である二条の院へ戻ると、紫の君が、それはそれは美しく大人びてきているではありませんか。まるで叔母である藤壷そっくりになってきました。
光源氏は、紫の君と、昼間は遊び、夜は一緒のとこに寝て、ますます紫の君に没頭するようになりました。
翌年の元日に、光源氏は左大臣家に行きました。毎年恒例の婿殿の衣装が準備されています。ただ、葵の衣装がないがさびしく感じられます。光源氏は歌を詠いました。
新しき 年ともいはず ふるものは ふりぬる人の 涙なりけり
美しい歌ですね~。つづく
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