どの本よりわかりやすい源氏物語 超初級篇

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。

 光源氏の正妻「葵」が亡くなりました。次の光源氏の北の方、つまり正妻を世間は噂します。本命は六条の御息所です。
 六条の御息所もすっかりその気になってワクワクしています。

 でも、光源氏からはまったくその動きはありません。その気になっていた六条の御息所は、自分のあさましさを嘆き、娘が伊勢神宮の斎宮になるのと同時に、自分も伊勢に行こうと決心します。

 それまで無視していた光源氏ですが、六条の御息所の決心を知ると、とたん、名残惜しくなります。光源氏は六条の御息所へ逢いに行こうとしました。

 訪ねて行っても、最初は意地で会おうとしなかった籠城の御息所も、光源氏の口説きに負けて逢います。でも、伊勢に行く気持ちはもう揺らぎません。

 実は、このあたりの、光源氏と六条の御息所の男女の別れのやり取りは、名分の応酬です。とてもいいのですが、このシリーズは「超初級篇」なので、このシリーズが終わった初級篇から中級篇で紹介していきます。

 やーい、やーい、光源氏が六条の御息所に振られました。

 さて、そうこうするうちに、宮中の勢力図が変わってきます。光源氏はどのように対処するのでしょうか。つづく。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4105

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年11月 3日 07:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「徳富蘇峰 終戦後日記(十一月二日の日誌)」です。

次のブログ記事は「ブログがぐちゃぐちゃです(十一月六日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。