このシリーズは右のカテゴリー「どの本よりわかりやすい源氏物語」に格納されています。
六条の御息所が伊勢に行ってしまいました。光源氏は振られました。光源氏はさびしくてたまりません。
そんな折、光源氏の父である帝が崩御しました。
六条の御息所が伊勢に行ってしまいました。光源氏は振られました。光源氏はさびしくてたまりません。
そんな折、光源氏の父である帝が崩御しました。
それをきっかけに、光源氏の政敵が実権を握りました。光源氏の家には、いつも陳情客があふれていたのですが、すっかり訪ねてくる人もいなくなりました。政敵とは右大臣家です。
右大臣を中心とする政治は、光源氏の関係者に容赦なく圧迫を加えます。出世の見込みも絶たれたようなありまさまにまでなってしまいました。光源氏から人が離れていくのもいたしかたがありません。光源氏は、そのつらさを藤壺に聞いてもらおうと、藤壺に会いに行きますが、藤壺は決して会おうとしません。わが子(前帝の子とされている本当は光源氏の子)を、光源氏の政敵から守るため、藤壺は光源氏に会うわけにはいきません。藤壷のわが子を守ろうとする意志は強く、藤壺は出家してしまいました。光源氏はまた振られてしまいました。それも、母に似た最も愛する女に振られたのですから、そのときに光源氏のショックの大きさは筆舌に尽くしがたいものがありました。
さて、右大臣と聞くと何か思い出しませんか?
そうです、右大臣の六番目の娘、「六の君」と光源氏はできているのです。六の君は朧月夜(おぼろづきよ)と呼ばれています。朧月の頃にできてしまったからでしょうか?
朧月夜は現帝の寵愛を受けていますが、いまだに光源氏と偲びあっています。なんと大胆な。光源氏は朧月夜に毎夜逢いに行きます。
ある夜、光源氏は朧月夜の部屋に泊まり、朝まで戯れあっていました。遅くまでエッチをしていたので、朝起きることができません。
そ・そ・そこへ、政敵の右大臣が・・・・・・・。つづく。
右大臣を中心とする政治は、光源氏の関係者に容赦なく圧迫を加えます。出世の見込みも絶たれたようなありまさまにまでなってしまいました。光源氏から人が離れていくのもいたしかたがありません。光源氏は、そのつらさを藤壺に聞いてもらおうと、藤壺に会いに行きますが、藤壺は決して会おうとしません。わが子(前帝の子とされている本当は光源氏の子)を、光源氏の政敵から守るため、藤壺は光源氏に会うわけにはいきません。藤壷のわが子を守ろうとする意志は強く、藤壺は出家してしまいました。光源氏はまた振られてしまいました。それも、母に似た最も愛する女に振られたのですから、そのときに光源氏のショックの大きさは筆舌に尽くしがたいものがありました。
さて、右大臣と聞くと何か思い出しませんか?
そうです、右大臣の六番目の娘、「六の君」と光源氏はできているのです。六の君は朧月夜(おぼろづきよ)と呼ばれています。朧月の頃にできてしまったからでしょうか?
朧月夜は現帝の寵愛を受けていますが、いまだに光源氏と偲びあっています。なんと大胆な。光源氏は朧月夜に毎夜逢いに行きます。
ある夜、光源氏は朧月夜の部屋に泊まり、朝まで戯れあっていました。遅くまでエッチをしていたので、朝起きることができません。
そ・そ・そこへ、政敵の右大臣が・・・・・・・。つづく。
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