石山寺

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 何度もこのブログで紹介していますが、私の大好きなお寺に「石山寺」があります。門前には、清流 瀬田川流れています。変わった形がした岩が幾層にも積み重なってて、春や夏は緑に映え、秋は紅葉に映えます。

 紫式部が源氏物語を書き始めたお寺でもあり、蜻蛉日記や枕草子、更科日記も数々の女流作家によってここで書かれたといわれています。

 とても不思議な雰囲気を持ったお寺です。
 ここの本尊も素敵です。如意輪観音半跏像です。普段は観ることができません。


 日本の仏像とは、どうしてかくも美しいのでしょうか? 世界で一番美しい美術品です。

 この如意輪観音半跏像は、奈良時代に安置されました。

 東大寺の初代別当(事務を統括する僧)であった良弁(ろうべん)は、大仏建立に使う金塊を探していました。あるときお告げに従い、近江田上にあった石山の上に観音像を置いて祈ると、東北地方で日本で初めての金が発掘されました。 すると不思議不思議、観音様は、石から離れなくなり、しかたがなく良弁は、像を覆うお堂と建てたといいます。それが本堂、そして、石山寺の由来です。

 法隆寺も唐招提寺も大好きです。でも、もしかしたら、このお寺が一番好きかも。また紹介しますね。

瀬田川の 流れを横に おきながら 石山寺が 岩に囲まれ

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このページは、宝徳 健が2012年12月 6日 14:33に書いたブログ記事です。

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