弊社月刊誌 士魂商才第六十号の原稿が完成しました。本日印刷+セット+発送をしてもらいます。今年中に皆様の所に届きますように(メール便)。
巻頭言だけ紹介しておきます。
【第六十号:終日乾乾】
いつもお世話になっております。「士魂商才(しこんしょうさい)」の第六十号です。タイトルは「終日乾乾」です。「しゅうじつけんけん」とお読みください。
私ごときが易経を語るのは、おこがましいのですが、今の心境から今回のタイトルとしました。
易経の六十四卦の中に、すべてが陽で構成される乾為天(けいいてん)があります。栄枯盛衰を物語る龍の成長過程です。これだけでもとても面白く学べます。この乾為天については今回簡単に解説します(23p)。
潜龍:志を抱く時期。ただし、世に出ることはない。潜龍、用うるなかれ。
見龍:師に見習って基礎を学ぶ時期。
終日乾乾:毎日、基礎を繰り返し実践して技と応用を身につける時期。
躍龍:独自の技を持って、いままさに天に昇ろうとする時期。
飛龍:雲を呼び、雨を降らせて人々を養い、志を達成する時期。
亢龍:驕り高ぶって昇りすぎた龍。やがてくだり龍になる。
独立した当時の私は、収益が非常に好調で、潜龍の自分を飛龍と勘違いして、驕り高ぶり、すべてを飛び越して亢龍となってしまいました。今でもまだ天が許してくれずその時の負の遺産が肩に重くのしかかります。その時、もう一度、潜龍の時代に突入しました。長い長い時間を過しました。迷い迷って何をすればよいかもわからなくなりました。貧すれば鈍するで、やってはいけない仕事にまで手を出してしまった事もありました。昨年、迷いが解消され、天命を自覚しました。自分の立ち位置を知り、コンサルタントとしてのドメイン(事業領域)もはっきりとしました。
そして、今年、素晴らしい仲間に恵まれ、見龍に移れたかなと思っています。来年は仲間と一緒に終日乾乾の時を迎えます。私は、仲間を裏切らないように、力をどんどん蓄え、再来年以降、躍龍、飛龍の時を迎えてまいります。でも、二度と亢龍の時期を迎えないよう、心は常に潜龍とします。「我、未だ潜龍なり」の気持ちを忘れません。
士魂商才も第六十号を迎えました。クライアントの皆様、読者の皆様、支えてくれた税理士さん、ひときわ厳しく献身的に私を支えてくれた社員、素晴らしい仲間たち、関わっていただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。本年も大変お世話になりました。来年もどうかよろしくお願い申し上げます。 今月号もお楽しみください。
感謝合掌
平成二十四年十二月吉日
株式会社 経営戦略室
代表取締役 宝徳 健
【十二月二十四日の食事】
朝ごはん:駅弁(おにぎり弁当)
昼ごはん:そばとサンドイッチ
夜ごはん:野菜スティックとおでん
【ルーティン】
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)× 22/24
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇 24/24
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)× 18/24
<仕事の実現>
④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)〇 24/24
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇 24/24
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇 23/24
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇 24/24
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇 24/24
(174/192 90.6%)
手紙 150通以上 47通
読書 15冊以上 14冊
新規提案 20社以上 4個
新ビジネスモデルづくり10個以上 3個
士魂商才十二月号:十二月二十五日〇
【毎週やること】
次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります)
十二月一日:〇、十二月八日:〇、十二月十五日:〇、十二月二十一日:〇
【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ
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