どんど焼き

| コメント(0) | トラックバック(0)
 この記事は右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 いろいろ呼び方があるようですが、もうすぐどんど焼きの季節ですね。小寒 次候に行われる正月の行事です。
 私は小学校三年生まで大阪に住んでいました。その後、約二年半、静岡県駿東郡裾野町(現裾野市)に住みました。毎日富士山が目の前に観ることができます。息を呑むような美しさでした。冬などは、富士山の裾野まで雪が積もり、デコレーションケーキのようにきれいだったことを覚えています。富士山の湧水がいたるところにみられ、遠足で水筒を持って行った覚えがありません。春になると蕨やぜんまいをとりに行きました。山葡萄やアケビなども遊びながらとって食べていました。

 秋になるとちょっと山に入るとしば栗が採れます。一日栗ひろいに行くと五百個ぐらいは軽く採れていました。

 大阪から転勤して、言葉が違ったので、最初は戸惑いましたが、情緒豊かな自然環境に恵まれ、伸び伸びと育つことが出来ました。学校のみんなもよく遊び、よく勉強していました。素晴らしい先生たちもいて、子供が育つには理想的な環境でした。

 大阪でもあるのかもしれませんが、裾野で初めて経験したことが、どんど焼きです。地方でずいぶん呼び名が違って、左義長などと呼んでいる地域もあるようです。

 「♪ど~んど焼き~、14日Д」と歌いながら、お正月の注連縄や松飾を燃やす火の中に、竹串に刺した団子をかざして焼いて食べました。これを食べると一年間風邪をひかないと言われていました。

 今は、こんなことやっているところが少なくなりました。少なくとも家庭をもって、千葉→東京→名古屋→大阪と渡り歩きましたが、子供には経験させてあげられていません。

 大きな神社とかではやっているのかもしれませんが、昔は当たり前のようにやっていました。

 気が付いたら、日本を亡くしているのですね。どうすればいいんだろう。

竹串に さしたる団子 焼きながら 一年間の 健康祈る

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4277

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年1月 8日 02:18に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ホームページを開設しました」です。

次のブログ記事は「だから〇〇〇すればいいんですよ(一月七日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。