「とんでもございません」×

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 正しい日本語をといいながらとんでもない言葉を使っていました。恥ずかしいけど、書きます。「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」ですものね。
 税理士のFJWさんと電話で話していたとき「とんでもございません」と言ってしまいました。聞いていたTJが指摘してくれました。「とんでもございません」「とんでもありません」というのは誤りです。

 「とんでもない」が一つの言葉なので、そこにわざわざ「ございません」「ありません」をつける必要はありません。

 「とんでもないです」または、丁寧に言おうと思ったら「とんでもないことでございます」となります。

 うんうん。日本語は面白いなあ。まだまだ深めることが出来そうです。

 あっ、そうだ「ら」抜き言葉ですが、どのことばが「ら」を使わなくてはならないのかと質問されました。わかりやすいのは命令形で考えてみることです。

 例えば「見る」を命令形にするとき「見れ」とは言いませんよね(福岡県北九州地方ではこういう表現をしますが方言は勘弁)。「見ろ」ですね。「ら」行が変化する言葉なので「見れない」ではなく「見られない」です。

 「眠る」を命令形にすると「眠れ」ですから、「眠れない」でいいのですが、「寝る」を命令形にした時は「寝れ」とは言わないので、「寝られない」です。

 美しい日本語をみんなで取り戻しましょう。

日本語を 正しく教へぬ 教育が 人との接点 弱めはじめる

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このページは、宝徳 健が2013年1月18日 02:31に書いたブログ記事です。

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