四書五経入門(一月十九日の日誌)

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    「四書五経入門  竹内照夫著  平凡社ライブラリー」を読み始めました。

    面白くてしかたがありません。
    四書五経とは書経、易経、詩経、礼記の五経と、論語、孟子、大学、中庸です。

    これまで、書経と礼記だけ読んだことはありませんでした。古典も論語と大学から学んで行ったのですが、五経を読んだらなぜ四書が出来たかがはっきりとわかります。四書は五経をもとに作られています。

    経とは縦糸です。織物を作るとき、縦糸をまずつくり、そこに横糸を通して行きます。つまり、縦糸がないと、いくら横糸に良いものを使っていても、織物はバラバラになってしまいます。ですから五経を読まないと、孔子や孟子が言っていることがわかりません。

    人間社会がどのような考え方で創られていったかがよく理解できます。支那は、こんな素晴らしいものを創ったのに、どうして今は、あんなヤクザ映画のような国になってしまったのだろうか?支那人は、四書五経を読んでいるのだろうか?

書経:支那の神話と歴史です。
易経:時と自然の大きな流れから人の生き方を教えます。
礼記:礼の形と心を教えます。人間社会になぜ礼が必要か。支那人読めよ!
詩経:歌というもものがなぜ必要であったか。美しさに心が奪われます。
春秋:生き方の物語です。孔子が聖天子とそれまでの王の所業を辛口で批判します。

論語:これはご存知ですね。五経をもとに孔子が自分の考え方を述べています。
大学:孔子の孫の弟子が礼記の中を抜粋しました。
中庸:朱子が礼記の中を抜粋しました。
孟子:知っていますね?

    五経は数千年前です。論語は孔子ですから紀元前数百年。大学は弟子ですからその後。孟子や朱子はずっと後です。

    面白いなあ。人間ってすごいなあ。子供の頃から古典を勉強したら立派な人間が育つだろうなあ。深めます。
 
【昨日の食事】 
朝ごはん:喫茶店でモーニング ホットサンドとサラダとコーヒー
昼ごはん:ライフのパックのお寿司と酢豚
夜ごはん:野菜&ツナ&つみれ鍋、ご飯、納豆、お餅二個

【平成二十五年個人方針】

1.テーマ
 陰を積む
  クライアントと仲間を陽に引き上げるために自らが陰を積む(易経の坤為地(こんいち)の心を知る)
(理由)
  自分の性格と行動は明らかに陽である。しかしながら、これまでの人生を検証すると、陽のみ、つまり易経の乾為天(けいいてん)の時は、必ず亢龍の時期を迎 えている。一方、陰陽うまく重ねあわされた時には、必ず人生における充実した期間を過ごしている。わが社の理念である「武士道」を実践・実現するために も、天命を果たすためにも、クライアントおよび仲間を陽に引き上げるためにも「陰」を徹底的に身に着けることが大切と判断した。本年は、陰の修業を行う。

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間定性目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

3.行動目標
実行するための必須テーマ 夜2時の就寝または朝4時(遅くても)の起床
  目標達成のために絶対に必要な「自分を見つめなおす時間」「クライアント・仲間のことを考える時間」「ルーティン実行の時間」を創造するために、翌朝の業 務開始が早いときは夜2時までこれらを実行し、翌朝の業務開始が通常以降の時は朝4時に起きる。そのために酒量を昨年の3分の1にする。
 
4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
①借入金の半分返済
②平成二十五年三月三十一日時点の未決事項「0」(三日前までに業務準備終了)
③ビジネスモデル50個以上作成  6個 残り44個
④新規提案100個以上 5個 残り95個
⑤売上目標(割愛) 詳細事業計画は1月末までに作成
⑥出版2冊

<個人定量目標:年間>

①3600回の感謝の気持ちを具現化する(手紙を3600通:士魂商才・年賀状を含む) 59通/3541通
②200冊以上の読書 11冊/189冊
③ブログ730通以上 56通/676通
④体重10キログラム減  83.5㎏(これがスタート)→82.5㎏
⑤寺子屋12回以上 1回
⑥和歌365首以上  26首/341首
⑦士魂商才12冊 0冊

<個人定性目標>
①大学・終戦の詔勅の完全暗唱
②易経六十四掛の内容理解
③一カ月に3日の休日

(2)週間目標
①先週検証・次週計画:1月3日〇、1月13日:〇、1月16日:〇、1月19日:〇
②息子に手紙を書く:1月3日〇、1月9日:〇、1月17日:〇
③先週業務(とくにクライアント)の検証と方針立案:1月13日:〇、1月17日:〇

(3)日間目標(ルーティン)
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神拝礼)〇 17/17
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇 17/17
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇 17/17
④私は毎朝、三つの連携先について5分ずつ深く思考します 〇 17/17
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します 〇 17/17
⑥私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない) 〇 15/17
⑦私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます 〇 17/17
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます 〇 17/17
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます 〇 17/17
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします 〇 17/17
(158/160 98.8%)

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

<読んだ本>
コレキヨの恋文、超訳・易経、プリンシプル、月刊致知二月号、白洲次郎 占領を背負った男、歴史街道2月号、精神論抜きの電力入門、知の愉しみ 知の力、歴史に学ぶリーダーシップ、親子のための仏教入門、孤愁(サウダーデ)

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コメント(4)

宝徳先生、たいへんご無沙汰致しております。
と申し上げても、きっとお忘れのことと思います。

7年くらい前、アソシエの宝徳ゼミでお世話になっておりました木之下と申します。
その節は大変お世話になりました。

その後紆余曲折あったのですが、昨年やっと診断士に合格しました。
2月からの実務補習を経てこの春に登録予定です。

家庭事情で5年ほど試験から遠ざかっていたのですが、一昨年一念発起で再チャレンジの決心をし、昨年1次試験から受験し直しました。

お金がなくて独学で挑みましたが、そのときゼミで先生にご指導いただいた学習の進め方や試験対策がたいへん役立ちました。とても感謝しております。
今も、講座で先生にいただいた学習計画表や問題用紙を大事に置いています。

登録の暁には、独立の予定です。
大海原へ漕ぎ出す船のようで希望と不安が入り混じった気持ちですが、夢に向かって頑張ろうと思います。

たいへん不躾ながら、またご指導を仰ぐこともあろうかと思いますが、その節は、何卒よろしくお願い申し上げます。

本来なら、お会いして御礼申し上げるべきところなのですが、ブログへのコメントにて失礼致します。

まずは、御礼かたがたご報告まで。

木之下 尚令


木之下さん、コメント感謝します。お久しぶりですね。もう7年になるのですね~(笑)。なつかしいなあ。2月、3月の実務補習は僕も指導員で参加します。お会いできますね。
 今、診断士、税理士、司法書士、弁護士さんと一緒に事業をやっています。独立されたら、ぜひ、一度覗いてみて下さい。お待ちしています。
 合格おめでとうございます。

宝徳先生、ありがとうございます。

指導員で参加されるのですね。
お会いできれば光栄です。
楽しみにしております!


木之下さん、では2月1日の実務補習初日に会いましょう。7年経って、大分ふけましたので、私のことがわかるかな〜(笑)。実務補習期間に時間が合えば、焼き鳥でもつまみましょうね。楽しみです。

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このページは、宝徳 健が2013年1月19日 21:10に書いたブログ記事です。

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