二十日正月

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 もう、大寒(だいかん)なんですね~。早いなあ。

 大寒とは一年で最も寒さが厳しい頃です。日がしだいに長くなり、春へと向かう時期です。易経でいうと、陰から陽に向かいはじめます。
 私の出身は福岡です。九州というと暖かそうに思われるかもしれませんが、北九州は大陸風邪が吹くのでとても寒い。それと朝鮮と同じく、三寒四温があります。三日寒くて、四日暖かい日が繰り返されます。どんよりとした雲がたちこめる時期でもあります。

 もう過ぎてしまいましたが、一月二十日は、二十日正月(はつかしょうがつ)です。正月の祝い納めの日として、昔は仕事を休むならわしがありました。新年の家事などで働き通しだった女性が体を休めに里帰りしたり、小正月からの里帰りを済ませて帰宅したりする慣習がありました。

 正月に用いた魚の頭や骨の残りで、鍋や団子を食べたことから、骨正月、団子正月などの別名もありました。地方によっては、正月のご馳走や餅をこの日に食べ尽くすなど、正月のものは食べ残すまいという実りへの感謝の思いが込められたところもありました。

 日本って素敵ですね。

世の中と 家を支える 女性たち 二十日正月 束の間の休み

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このページは、宝徳 健が2013年1月22日 10:29に書いたブログ記事です。

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