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昭和十二年(1937年)十月三十日の夕刻に、仏教美術史に残る大発見がありました。
昭和十二年(1937年)十月三十日の夕刻に、仏教美術史に残る大発見がありました。
興福寺 東金堂の本尊、薬師如来像の台座の中から、室町時代に焼け落ちた銅造の旧本尊の頭部が見つかりました。
室町時代ですから、昭和初期の当時でも五百年以上前です。東金堂が焼け落ちてから行方不明になり、その存在さえ忘れさられてたこの仏頭が、永い眠りから覚めた瞬間でした。
調べてみると白鳳時代の第一級の遺物と判明しました。
何回かに分けて、この素晴らし事件を紹介していきます。この仏頭も息をのむほど美しい。日本の仏教美術は、世界の美術界においても燦然と輝いています。
室町時代ですから、昭和初期の当時でも五百年以上前です。東金堂が焼け落ちてから行方不明になり、その存在さえ忘れさられてたこの仏頭が、永い眠りから覚めた瞬間でした。
調べてみると白鳳時代の第一級の遺物と判明しました。
何回かに分けて、この素晴らし事件を紹介していきます。この仏頭も息をのむほど美しい。日本の仏教美術は、世界の美術界においても燦然と輝いています。
五百年の 時から目覚め 人々の 前に現る 貴公子の笑み
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