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「人倫の道 寺田 一清著 致知出版社」を読みはじめました。
「人倫の道 寺田 一清著 致知出版社」を読みはじめました。
「東に西田あり、西にあり」と言われた西晋一郎先生のことが書かれています。西田とは西田幾多郎です。この人はおかしくなってしまいましたが。
西先生のことは初めて知りました。私淑する森信三先生ほどのお方が以下のようにおっしゃっています。
「西晋一郎先生―この人こそ、私が生をこの世に享(う)けてよりこの方、五十有余年の歳月の間に、直接まのあたりに接しえた日本人のうち、おそらく『最高にして最深なる人格』ではないかと思う。同時にまた、今後のわたしの残生においても―それはせいぜい二十年前後のものと思われるが―おそらくは廻り逢うことのできない無比の『深邃(しんすい)なる人格』だと思う。少なくともあのような生の存在形態を日本人の中に見出すことは、おそらく今後は絶対に不可能と言ってよいであろう」
よい意味でのショックを受けています。なんなんだいったい・・・。という感じです(よい意味で)。
人間とは・・・・。
自分が情けない。なぜ、今までこの方を存じ上げなかったのだろうか・・・。
人として 生きゆく上で これほどに 高まることが できるのだろうか
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