福茶

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 昨日から立春ですね。立春とは、初めて春の兆しが現れてくるころです。この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番です。
 そして福茶。立春からはじめる新しい年に初めて飲んだ水を若水といって、健康や豊作、幸せを招く水とされています。旧暦から新暦に移り変わる中で、今では正月の習慣になっています。まず神棚にお供えをし、それから食事の支度や洗顔に使います。その若水で入れたお茶が福茶です。煎茶やほうじ茶に、結び昆布や小梅などを入れたものです。水道の水でも、あらためて感謝の気持ちで受け取って、若水として福茶を入れてもかまいません。

 日本は、貧しい国でした。でも高貴な国でした。これは私が言っているのではありません。江戸末期に日本にやって来た外国人の言葉です。

 貧しいが故に感謝の気持ちがいたるところに芽生えています。

 美しい国を私たちの手で取り戻したいものです。まずはきちんと日本を知ることから。

まだ寒い 春の訪れ 受け止めて 福茶で示す 感謝の気持ち

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このページは、宝徳 健が2013年2月 5日 04:40に書いたブログ記事です。

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