春の歌心

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 昨日から七十二候の啓蟄(けいちつ)ですね。
 啓蟄とは、陽気に誘われて、土の中の虫が動き出す頃のことです。一雨ごとに春になる。そんな季節の気配を感じながら。

 支那に情緒というものがあったら、大気汚染や伝染病などを世界中にまき散らさない國になれるのに・・・。

 我が國に生まれてよかった。

 万葉集巻八を開くと、春の雑歌から始まります。

石(いわ)走る 垂水の上の さわらびの 萌出づる春に なりにけるかも

 「雪解けの水が岩からほとばしる滝のほとりに、わらびが芽を出す春がきたんだなあ」

 高校生の時に習った歌ですね。志貴皇子(しきのみこ)の歌です。きれいですね~。

 なぜ、毎日、このブログで和歌を詠むか・・・。私の和歌のレベルなど、もし、和歌のレベルに100ランクぐらいあるとしたら、0.5ぐらいでしょう。

 でも、私は、この命を終えるまでに、本来の立派な日本人になることが人生の目標です。だから、下手だとわかっていても、恥をさらしながらも毎日詠んでいます。

 いつかきれいな歌を詠めるようになりたいなあ。歌会始めで宮中に参内したいなあ。

いつの日か 七十二候を 観じながら 素直に詠める 歌に触れたし

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このページは、宝徳 健が2013年3月 6日 07:43に書いたブログ記事です。

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