弥生

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 三月や弥生ですね。「弥生」は、「草木弥生(いやお)い茂る月」が詰まって「弥生(やよい)」と言われるように、このころになると草木が生い茂りはじめるころです。
 日本は元来農業國家です。暦などは農業を中心に成り立っています。

 農耕儀礼の払えの行事として3月の初めに山や海へ行き、身のけがれを洗い流す習慣がありました。田植えが始まる時期に田の神様を迎えるための行事で、この ときに紙で人間の形を切り抜いた「人形(ひとがた)」を作り、その人形で体をなでてけがれを落とした後に海や川へ流していたそうです。この風習を残してい るのが、因幡地方や和歌山県の吉野川、紀ノ川流域で今も行われている流し雛の始まりです。

 陰暦の方が良い。戻せないものかなあ。頭の良い日本人です、西暦と元号を使い分けています。太陽暦と太陰暦も併用して使いこなせるのでは? そうすると我が國の文化意識が少し戻るのではないでしょうか? 実際に陰暦の方が情緒があります。

農をもて 國を興しし 我が國の 暦と共に 生きた時々

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このページは、宝徳 健が2013年3月 7日 07:41に書いたブログ記事です。

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